Psysalia Psysalis Psycheで耳を塞ぐ

「一般的に人はどういう理由で音楽を聴いてどう選んでいるのだろう」と考えたりした事がある。

 

自分が音楽を聴く理由の一つとして、一番多い理由が耳を塞ぐためだ。

 

耳を塞ぐと言っても、色々な理由があったりして、挙げていくとするなら

・単純に周りがうるさい

・コントロールの聴かない思考を止めたい

・一人になりたい

・周りに壁を作りたい

などなど……

 

これらが一番大きく出るのが、自分だと都心部の人混みを一人で歩いている時だ。

 

そしてそんな時に聴きたいバンドが、タイトルにも書いたPsysalia Psysalis Psycheというバンドだ。

 

 

前置きがかなり暗く拗らせた感じになってしまったが、多分わかる人には凄くわかると信じている。

また、わかった人には是非ともオススメしたい。

 

 

Psysalia Psysalis Psycheというバンドは既に解散してしまったバンドで、自分も知ったのは解散後なので決して詳しい方ではないのだが、好きな曲など色々と魅力をまとめてみようと思う。

 

まずはこのバンド知ったきっかけでもあり、始めて聴いた「Lemon Pop」という曲

 

 YouTubeで音楽を漁っていた時に見つけたのだが、サムネから漂うただならぬ雰囲気と「なんて読むんだろう」という興味で開いたら、衝撃。

幼稚な表現化もしれないけど素直に「なんだこれカッケー!」という気持ちになった。

 

そこから色々と掘り下げていったのだが、聴いていけば聴いていくほど、このバンドの持つ、他には無い独特な空気感に惹かれていった。

 

前置きで書いたような状況は自分の場合、渋谷や新宿などで夜に人混みを歩いているのを想定しているのだが、正しくそんな状況にPsysalia Psysalis Psycheの音楽はピッタリだった。

もちろんそれ以外の状況に聴いてもしっかりと良さがあるわけだが、自分の様な根っこの暗い人間にはそんな状況に聴くのが堪らなかった。

 

そんな耳を塞いで周りと壁を張るような状況に特に合うと思う曲がこれだ。

 

このバンドの魅力の1つと思えるのが、メインボーカルである内田紫穏(うちだしおん)のしゃがれた声と、たまに来るどことなく気怠そうな歌い方だと思う。

メインとしてこのボーカルがあるからこそ、もう一人のボーカルである松本亨(まつもととおる)の声が栄えるのだとも思う。

 

楽曲も予測不可能な事が多く、恐らく人によっては聴きづらいと感じるであろうコードやノリが散りばめられており、Theアンダーグラウンドという感じだ。

 

しかし、残念ながら前に書いたようにこのバンドは既に解散している。

突然の解散だったらしい。

 

ボーカルの内田紫穏と、ドラムの宮内告典(みやうちこうすけ)は現在COYOTE MILK STOREと言う新しいバンドで活動しているらしいが、音楽性はやはりまた違っていてPsysalia Psysalis Psycheとは別のものになっている。

ただ、違うと言っても、このバンドもカッコいいので興味のある人には是非聴いてもらいたい。

 

最後に自分の好きな曲を2つほど置いていこうと思う。

 

 

#7

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Psysalism

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