僕の青春back numberの「逃した魚」を聴いてくれ

青春時代に聴いていた音楽はいつになっても好き

みたいな話を聞いたことがあります。

それって感性が停滞してるって事なのか、感情が盛んな時期に聴いている音楽で音楽性に影響があるって事なのか、どっちなんでしょうね。

 

僕のいわゆる青春時代に、聴いていたバンドの一つとしてback numberがあります。

今では超大人気メジャーバンドとなった彼らですので、知らない人は居ないと思いますが、今回はそのback numberのアルバム「逃した魚」について少し紹介したいと思います。

 

先に書いておきますが、記事の雰囲気としてバンドリスナーにありがちな「昔の方が良かった」みたいな感情がどうしても見え隠れしていると思いますので、気分を害されたくない方はブラウザバックを……

 

back numberって3ピースバンドなんだよ

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そもそもとして、ここから話しておこうと思う。

僕は3ピースというバンドの形がとても好きで、その構成だけで勝手に印象値があがったりする単純なタイプの人間だ。

 

3ピースバンドとは、基本的にギターボーカル、ベース、ドラムの3人から構成されるバンドです。でも楽器とか関係なくバンドメンバーが3人だったらとりあえず3ピースバンドって言えたりもします。

今回書くback numberもその3ピースバンドです。

最近の曲とかは、あんまり3ピースバンドって感じのサウンドじゃないし、ライブでも6人くらい居たりするけど、3ピースバンドです!!

 

これに、関しては仕方ないと思うし、別に決して悪いとか言いたい訳じゃないんだけど、メジャーやポップスに寄っていったり、リスナーが「バンド音楽をあまり聴かない層」になってきたりすると、どうしてもストリングスが多く入ったり、ギター感が減っていったり、とにかく曲の厚みみたいなものが肉厚になってくると思う。

 

そういうのが嫌いとかではないんだけど、僕はやっぱり音源とかで、ギターが同時に存在しても3本くらいで、後はベースとドラムとボーカルだけの、そんなに肉厚にされてない音楽が好きだったりする。

 

そういった理由から3ピースバンドが好きなんですよね。

たまに当てはまらない化け物みたいな3ピースバンドもいたりしますが

 

僕の好みの話はこれくらいにして「少なからず理解はできなくはない」って人も居るかと思います。

 

そんな方々にオススメしたい。

逃した魚というアルバム
逃した魚

逃した魚

 

このアルバムはインディーズ時代に出したミニアルバムで、それ以前に出していたデモCDとかとは違い、一番手に入れやすい古い音源だ。

 

全7曲入りなのだが、それがとても良い

全体の雰囲気としては、back numberの醍醐味でもある、失恋後の切なさや、素直なラブソングとなっているのだが、やはり魅力としてはそのサウンドである。

 

もしも、メジャーとかはあまり好きじゃないとかって理由で聴かずにいる人が居たら1回で良いから聴いてみてほしい。

 おそらく違った印象を受けるはずだ。

良い意味でまだ隙間があるようで、決して悪い隙間じゃないとか。そんな

 

僕は世田谷ラブストーリーの辺りまでガッツリ聴いていて、かなりback numberは好きなのだが、バンド系を聴く人と話すと何割かの確率で「メジャーフィルター」越しに見ている人が居る。

好きじゃないならしかないけど、そういうのばっかりじゃないんだよ。って言いたい。

 

ちなみに、このアルバムの次に出した「あとのまつり」というアルバムも近いサウンドになっているので、是非こちらも聴いてほしい。

 

あとのまつり

あとのまつり

 

 

最後に言いたいのが、メジャーになったバンドがこの記事で話しているような「メジャー感」が出るのは本当に仕方ないことだと思う。

また、音楽的に言ってもそれは決して悪いことではないというのも事実だ。

そして、もし聴いてみようという気があるのなら、タイアップされたシングルのカップリング曲やアルバムだけに入っている。いわゆる目立ってない曲などを良く聴いてみてほしい。

きっと、そこにはバンドが純粋に作っている曲とかが入っていると思うから。